ひょうご五国のお話と料理が楽しめる「五国アカデミー」

NPO法人ツーリズム研究機構メンバー参加プロジェクト
『ラ・スイート五国アカデミー』
兵庫県神戸市中央区波止場町(ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド)
企画:中嶋邦弘、伊勢田博志    後援:ひょうごツーリズム協会
●見る・聞く・ふれる・味わう・知る兵庫五国の魅力
  淡路・丹波・但馬・播磨・摂津の五つの国からなる兵庫。ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランドが贈る地産地消の旅「兵庫のテロワール五国の味めぐり」も2年を経て五国を2巡し、今夏の淡路フェアから第3回目を迎えます。
※「テロワール」とは、フランス語で、ぶどう・ワインが生れてくる環境全体(土壌・気候・人など)を概念的に表現する言葉です。
(左写真:五国アカデミーの第1弾「淡路」、2011年8月)
 五国で育まれてきた食文化の背景には、それぞれの国の風土と暮らしに根づいた独白の文化があります。播磨出身の民俗学者、柳田圃男は日本各地を旅しながら、「見て」「聞いて」「ふれて」民俗学の礎を築き上げました。ラ・スイート五国アカデミーでは、兵庫五国より講師をお招きし、「見て」「開いて」「ふれて」「知って」いただく出前講座を開講いたします。 セミナーの後は、総料理長鎌田雅之が腕をふるう“五国紀行ランチで五国の食文化を存分に「味わって」いただきます。
 ラ・スイートならではのアカデミックかつ楽しい“大人の学校”です。「見る」「聞く」「ふれる」「味わう」「知る」をキーワードに、ラ・スイート五国アカデミーを通じて、多様性に富む兵庫の魅力を再発見してください。(2011年8月)
●もっと知りたい「五国」のお話と、お料理を楽しむプログラム

2011年8月3日(水)
10:30受付
11:00セミナー
12:30五国紀行・淡路ランチ

ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド
3階宴会場フローラ・プレジール

(終了いたしました)
【 淡路で息づく人形浄瑠璃 】
 500年以上の歴史をもつ淡路人形浄瑠璃は今も淡路の地で受け継がれ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
 文楽のルーツともなった淡路人形芝居の魅力を知っていただくために、(財)淡路人形協会会長である中田南あわじ市長、淡路人形浄瑠璃資料館の中西館長のお話と3人の人形遣い(淡路人形座)による説明をお愉しみいただきます。
 淡路国の人形浄瑠璃と摂津国の西宮神社との深い関係をはじめ知られざるエピソードに耳をお傾けください。

2011年10月5日(水)
10:30受付
11:00セミナー
12:30五国紀行・丹波ランチ

ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド
3階宴会場フローラ・プレジール
(終了いたしました)
【 丹波杜氏のふるさとで酒造り 】
 九州が焼酎文化なら、兵庫はまさに日本酒文化の地。摂津国の灘の酒を支えたのも丹波杜氏たちの技術でした。
 丹波杜氏の伝統を今に受け継ぐ「小鼓」の西山酒造の若き蔵人、西山周三氏を講師にお招きし、丹波の酒造りと日本酒の愉しみ方についてレクチャーしていただきます。米のお酒のほかに、黒豆、ゆず、ぶどうのお酒の試飲もお愉しみいただけます。
 おしゃれで小粋な丹波のお酒を本格的に昧わってみませんか。

2012年1月25日(水)
10:30受付
11:00セミナー
12:30五国紀行・但馬ランチ

ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド
3階宴会場フローラ・プレジール
(終了いたしました)
【 但馬の風土が育んだ和牛の最高峰、但馬牛 】
 日本三大和牛と称される神戸牛・松阪牛・近江牛。これらの素牛の大部分は、実は但馬の畜産農家で生産された但馬牛なのです。 険しい山と谷に囲まれた但馬では、古代から牛は、耕作や輸送のため家族同様に大切に育てられてきました。そんな但馬牛が、人々の知恵と努力によって、 肉質日本一の座を獲得してきた歴史やおいしさの秘密について、兵庫県立但馬牧場公園長兼但馬牛博物館長の勝田稔氏にお話していただきます。
「知る」ことで、 肉の味わい方がより深くなること請け合いのセミナーです。総料理長鎌田雅之による但馬牛を使った“五国紀行 但馬ランチ”もお愉しみください。

2012年3月7日(水)
10:30受付
11:00セミナー
12:30五国紀行・播磨ランチ

ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド
3階宴会場フローラ・プレジール
(終了いたしました)
【 播磨の小京都、龍野で生まれたうすくち醤油 】
 龍野は白壁と醤油蔵がつづく小さな城下町。ここで350年前に誕生したのが、料理に欠かせないうすくち醤油です。
 4世紀にわたる歳月の間に、京・大阪の文化に育まれ、日本人の食生活に深くしみこんだうすくち醤油は、今や世界各国の料理に味わいを加える存在となっています。日本の誇るべき調味料・醤油について「うすくち龍野醤油資料館」の澤館長をお招きし、レクチャーしていただきます。後半では鎌田総料理長による、洋食の隠し味やドレッシングにうすくち醤油をつかうミニクッキング講座もあります。
 
2012年5月16日(水)
10:30受付
11:00セミナー
12:30五国紀行・摂津ランチ

ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド
3階宴会場フローラ・プレジール
(終了いたしました)
【 兵庫の近代史を彩る宝塚歌劇 】
 まもなく創立100周年を迎えようとする宝塚歌劇団。
 阪急電鉄の創業者である小林一三は、沿線上に住宅地を分譲するだけでなく、文化の香り漂う町づくりへの高邁な理想の持ち主でした。一三の追想録編さんに携わり、また宝塚歌劇団制作部長として「ベルサイユのばら」のプロデュースもなさった松原徳一さんに、町づくりと宝塚文化について語っていただきます。
 後半は、「ベルばら」でジェローデル役を演じられ、現在は宝塚歌劇団音楽講師も務められている三矢直生さんに、思い出とともに美しい歌声を披露していただきます。
●開講日にオープン、「産直マルシェ」
開催日にはホテル内に活気あふれるマルシェ(市場)がオープン。
手塩にかけて育てた安心安全なおいしい食材や特産品が並びます。

ひょうご五国にこだわってきたラ・スイートならではの品揃え!
お気軽にお立ち寄りください。
オープン:10:30〜15:30  会場:3階306号室  協力:産直マルシェはっぱや
※「神戸・兵庫の郷土史Web研究館/地域創生・ツーリズム研究所」のホームページより転載。
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