「奥米地ルーラルライフ倶楽部」で田舎暮らし | ||||||
NPO法人ツーリズム研究機構メンバー参加プロジェクト
『 集客交流事業“バーチャル田舎生活奥米地ルーラルライフ倶楽部”づくり』 兵庫県養父市(奥米地ほたるの里づくり協議会) (内閣府2009年度「地方の元気再生事業」採択事業) |
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(1) 地域人材力の育成と新業態「奥米地ルーラルライフ倶楽部」開発の実証実験 既存施設を活用した「バーチャル田舎生活・奥米地ルーラルライフ倶楽部」を構築し、受け入れ体制の整備や事業を推進するために、地域リーダーを育成し、従来の農業体験やグリーンツーリズムとは本質的に異なる田舎の生活そのものを体験する商品として「奥米地ルーラルライフ倶楽部」は交流客にバーチャルな1週間の「田舎暮らし」を提供するプログラムを開発しました。 そしてウィークリーステイのモニターツアー「但馬の田舎暮らし体験5日間の実証実験」を企画実行し、参加グループへのインタビュー、村民や都市住民へのアンケート等でフォローしました。 |
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(2) 物語マーケティング手法による「奥米地ほたる(舞)米」の地域ブランド取得とポジショニングの確立、商工業者連携による加工品開発及び神戸市内等における販路開拓 「ほたる米」のロゴ作成、試食・商談会・直売会、消費者調査、米分を使った「ほたる点心」の試作、商品化、生産者組織の設立など。 |
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(3) 地域住民により、地域の課題をビジネスの手法で解決し、その利益を地域へ還元するコミュニティ・ビジネスの創出と、他地域へも転用できるビジネスモデルの構築 活動の継続・強化・新しい取組みのためには実行機関の法人化が必要として、NPO法人化を検討するなど、運営組織の見直しを図った。 |
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ハード(施設)の整備のみならず、都市住民の田舎暮らしに対する受け入れ体制、サポート体制をしっかりと用意し、地域コミュニティの一員として地域社会全体で受け止めるホスピタリティの醸成こそが、これからの田舎暮らし地域間競争の先頭を維持することが可能となってきます。 |
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※「神戸・兵庫の郷土史Web研究館/地域創生・ツーリズム研究所」のホームページより転載。 |
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