三木ウッドカヌー・ビルダーズ事業(小規模事業者地域力活用新事業∞全国展開支援事業) | ||||
NPO法人ツーリズム研究機構メンバー参加プロジェクト
『 三木ウッドカヌー・アトリエ・ビレッジ・プロジェクト』 (兵庫県三木市) (2015年度経済産業省の諸規模事業者地域力活用新事業∞全国展開支援事業) |
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播州三木打刃物として鋸、鑿、鉋、鏝、小刀が国の伝統的工芸品に指定されて、大工道具・利器工匠具を生産している三木市、「金物のまち」「ものづくりのまち」として知られている。これら地場産業の新事業への展開と、高齢化社会のなかでの元気なシニアたちの趣味や道具自慢や仲間づくり活動とマッチングさせた「ウッドカヌー・ビルダーズ」の実証実験であった。 | ||||
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束度)、費用対効果(支払金額と楽しめ度)については、全員「大満足」の評価。
ツール使用難易度(器用度)はやや低く中間。少し難しかったが、充分楽しめた、ということ。 (6)周知・PR 公募、直ぐに定員に達し、キャンセル待ちも出る人気となった。 |
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2.
実証実験の課題・改善点 (1)初級コース 対象は、アクティブシニアのヤンちゃじいを中心としたご夫婦や友人仲間。参加費(35千円)は妥当な評価と、それ以上のもてなしに満足。イベントではなく事業として考えるなら、宿泊込みで10万円前後。カヌー完成後の製品運搬方法。制作専属指導者のサポートとインストラクターの養成。 (2)中級コース 完成までの時間は135時間〜150時間が必要で、ニューシニアたち(勤めもまだある)に勤務後のアフター6、都心部で6ヶ月コースか、それとも週末型か。スクール会場確保に擁する費用を除いて、材料費、講師・インストラクター、保管倉庫などで約45万円以上は必要。コストは高いが、「趣味の発見」「友達の発見」「コミュニティへの参加」の機会になる。 |
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(3)倶楽部として運営の可能性 「アカデミー」運営については、愛好者グループの団体でマヌーづくりを「教える」「一緒に楽しむ」だけでは、事業化は「工房」確保と「教える」ボランティア市民活動や地元自治体の支援などが必要となってくる。 |
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4.事業の確立へ (1)事業推進の組織体 事業化への第一ステップとして、NPO法人もしくは一般社団法人として、三木ウッド・カヌー・ビュルダーズを設立し、経済産業省などの新事業創出補助事業などを活用、ウッドカヌーキッドの部材販売をネットを通じ行う事業を展開するかたわら、ウッド・カヌー制作希望者を募集し、部材販売事業と制作スペースの施設管理事業(利用料の徴収)を行うことで、事業化へのノウハウを構築することが望ましい。 |
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(3)次なるステップ パブもしくはCAFEの業態として、運営するNPO法人もしくは一般社団法人の事業としての採算性も確保でき、「倶楽部」へ移行する環境が整のうこととなり、株式会社、合同会社化へすすめる。本部としての三木市内の事務所を本拠地とする。この世代にとってあこがれのキーワードの一つである「隠れ家」をイメージする「倶楽部」ビジネスを併設することで、事業領域の幅は広がる。 「噂」「口コミ」が広がることで、そのステータスは上がり、事業者は「環境」「自然」をテーマにした事業を展開することのイメージアップと「顧客の囲い込み」につながる。 次いで、FC(フランチャイズ)事業へ展開する時期となる。FC募集に関しては、「ホテル・レストランショー」への出展と併せ、ホテル・レストランの専門雑誌「HOTERES」などへの掲載が有効となる。 |
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※三木商工会議所の報告書(平成27年2月)より | ||||
※「神戸・兵庫の郷土史Web研究館/地域創生・ツーリズム研究所」のホームページより転載。 | ||||
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