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コスプレの聖地「吹屋」プロジェクト〜コスプレパーティー@吹屋〜 (2018年) |
NPO法人ツーリズム研究機構参加プロジェクト
『 コスプレの聖地“吹屋”プロジェクト〜コスプレパーティー@吹屋〜』
岡山県高梁市成羽町吹屋地区
(2018年度経済産業省「中小企業経営支援等対策事業〜商店街災害復旧等事業(商店街にぎわい創出事業)〜」) |
重伝建の町並み |
1.事業の趣旨
平成30年(2018年)、西日本を未曾有の豪雨が襲い、岡山県内も甚大な被害を被りました。高梁市も同様、長期に亘って風評被害も加わり、吉備高原の内陸山中に位置する吹屋地区も観光等の地域産業に影響を及ぼしました。
※「吹屋地区」とは、江戸時代から銅山として、また明治にかけて赤色のベンガラの生産で栄えた。町の中心街はベンガラ色の伝統的な街並みが残っている。(国指定の重要伝統的建造物群保存地区=重伝建)
災害復旧の緊急対策として、商店街にぎわい創出の対策を実施した。 |
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2.事業実施体制
・ プロデュース:NPO法人ツーリズム研究機構
・共済:岡山県高梁市成羽町観光協会吹屋支部、コスカレード(広島県のコスプレイベントの企画開催するコスプレ愛好者の団体)
・協力:高梁市 3.事業の概要
(1)プレイベントの実施(1ヶ月前)。
(2)広報用ちらし・ポスターの制作と配布。
(3)メディア訪問、取材報道の依頼。
(4)コスプレパーティーのリハーサル(開催前日)。
(5)「コスカレード in 吹屋ふるさと村」。
@コスプレイヤーの町中登場・参加、A観光用ボンネットバスの運行(市)、Bミニコスプレ体験教室、Cコスプレ撮影会(スポットめっぐり)、D町並みフォトコンテストの実施
※「観光撮影スポット」 重伝建の町並み、コスプレイベント、映画「八つ墓村」ロケ地の大庄屋「広兼邸」、吹屋銅山の抗口周辺など。
(6)重伝建の町並み「ランタン・ライトアップ」(薄暮から)。
(7)「ほとほと」(つまみ食いウォーク)の実施。
岡山県内陸周辺地域に伝わっていた民族風習を復活し、商店街参加店舗を巡る食べ歩き。 ※「ほとほと」とは、その昔からにほんでも“ハロウィン”に似たことが各地で行われていたが近代になって廃れていた。旧正月に、子供たちが着飾って近所を回り、縁側に“ひしゃく”を置いて「ほとほと」と言って姿を隠すと、家の者が“ひしゃく”に一口分の小豆粥を入れてくれた。7棟回るとその一年健康に暮らせる、との言い伝え。その後、小豆粥は餅やお菓子へと変わっていった。
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【吹屋ふるさと村の町並み:重要伝統的建造物群保存地区】
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【周辺の観光施設】
吹屋銅山「笹畝抗道」 |
大庄屋「広兼邸」 |
山神社(三菱ゆかり) |
補修中の旧吹屋小学校 |
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4.事業の成果
(1)吹屋地区の知名度アップ(メディア報道、SNSなど)。
(2)にぎわい創出に向けての気運醸成。
@重伝建の町並みの魅力を創出。
A民族風習「ほとほと」の復活。
B「コスプレの聖地」イメージの定着。
C内陸田舎へのインバウンドPR。
(3)にぎわい創出の具現化への一歩
@ 海外有名インフルエンサーの招聘(後日)。
Aベンガラ染め体験、てづくり歓迎会の開催。 |
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ランタン・ライトアップ |
「コスカレード in 吹屋ふるさと村」の開催です |
ボンネットバス |
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「ほとほと」めぐり |
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【コスプレイヤーのみなさん(一部です)】
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